2024年春の登場以来、コンパクトSUV市場で一躍大ヒットモデルとなったホンダの新型SUV「WR-V」。
なかでも最上級グレードである「Z+(ゼットプラス)」は、「できるだけ予算を抑えつつも、見た目の高級感や所有する満足感は妥協したくない」というワガママな願いを完璧に叶えてくれる、今もっとも注目すべき一台です。
今回は、2024年式のWR-V「Z+」がなぜこれほど支持されているのか、その魅力を紐解きます。
■ 驚きの「250万円切り」で手に入る最上級グレード
いまや軽自動車のハイスペックモデルでも250万円を超える時代。そんな中、WR-Vの最上級グレード「Z+」の車両本体価格は、なんと約249万円(税込)。
この価格を聞くと「装備が貧相なのでは?」と疑いたくなりますが、実車を前にするとその予想は心地よく裏切られます。
スクエアで堂々としたフロントマスク、高いボンネットフードがもたらす佇まいは、ワンサイズ上のミドルクラスSUV(RAV4やエクストレイルなど)にも引けを取らない圧倒的な存在感を放っています。
■ 一つ下の「Z」と何が違う? 15万円の差額に隠された価値
WR-Vを選ぶ際、多くの人が迷うのが「Z(約235万円)」と「Z+(約249万円)」の違いです。その差額は約15万円。
実は、エンジンの性能や安全運転支援システム(Honda SENSING)、室内の広さやシートの質感といった「基本性能」はどちらも同じです。では、15万円の差はどこにあるのでしょうか?
答えは、ズバリ「外観のプレミアム感」です。
装備スポットスタンダードな「Z」最上級の「Z+」フロントグリル落ち着いたマットブラック艶やかなベルリナブラックアウタードアハンドルボディ同色輝きを放つシャープなメッキ仕様ルーフレール / ガーニッシュなし(またはブラック)シルバー加飾でタフ&ラグジュアリーに
「見た目の違いだけで15万円?」と思うかもしれません。しかし、実車を並べて見比べると、フロントグリルの艶感やメッキのアクセントがある「Z+」は、コンパクトカー特有の“安っぽさ”が完全に消し去られています。
後からこれだけのカスタムをしようとすれば、15万円では到底収まりません。最初から「一番いいやつ」を選んでおくガツンとした満足感も含め、この15万円は非常にタイパ・コスパの良い投資と言えます。
■ 現代の車が忘れていた「引き算の美学」
WR-Vがこれほどの低価格とクオリティを両立できた理由は、徹底的な「割り切り」にあります。
パワートレインは「ガソリン車(FF)」のみ(ハイブリッドや4WDの選択肢はなし)
パーキングブレーキは昔ながらの「手引き式」(電動パーキングやブレーキホールドはなし)
シートヒーターは非搭載
一見すると「今どきの車なのに?」と感じるポイントかもしれません。しかし、これらをあえて“無し”にしたからこそ、このサイズ、この見た目、そしてこの価格が実現したのです。
過剰な電子装備に頼らず、自動車の本質である「広い空間」「扱いやすい走り」「タフな道具感」にコストを集中させる。この潔いパッケージングこそが、令和の時代に新しく、そしてスマートに映ります。
■ まとめ:毎日をちょっと誇らしくする、賢いSUV
2024年式のホンダ WR-V「Z+」は、単なる「安い車」ではありません。
乗るたびに、そして駐車場で我が車を振り返るたびに「これで250万円以下はお買い得だったな」と、自分の賢い選択を誇らしく思わせてくれる、非常に満足度の高いモデルです。
「デザインにも実用性にも、そして予算にも妥協したくない」
そんな欲張りなあなたの相棒に、WR-Vの「Z+」はこれ以上ない正解を提示してくれます。